小川 哲央(Tetsuou Ogawa)
<プロフィール・陶歴>
1968年 岐阜市に生まれる
1994年 陶工を目指し全国の窯業地陶芸家を訪ねる
1998年 陶土の里、山岡に薪窯を築き独立
2001年 国際美院展 最優秀賞
2003年日本芸術協会展 最優秀賞
東武百貨店池袋店にて初個展
2004年 銀座黑田陶苑(〜06年)、日本橋高島屋 個展
2005年 日本橋三越本店 個展、たち吉本店(〜11年)
2006年 原料築炉(株)小川窯設立
呉そごう、盛岡川徳、新宿伊勢丹 個展
2007年 横浜高島屋(〜11年)、福岡岩田屋、新宿小田急 個展
2008年 千葉そごう 個展
2011年 大阪高島屋 個展
2012年 「陶工房」連載開始
2017年 美濃陶芸協会正会員
2018年 第23回 美濃茶盌展 入選
2019年 第44回 美濃陶芸展 入選
2020年 第24回 美濃茶盌展 入選
2021年 第45回 美濃陶芸展 入選
2022年 第25回 美濃茶盌展 入選
2023年 第46回 美濃陶芸展 入選
2024年 しぶやパルコ、ギャラリーアルトラ(金沢)、ガレリア織部 個展(多治見)、第26回 美濃茶盌展 入選
2025年 織部うつわ亭 展示会(多治見)
他、ギャラリー、百貨店にて個展多数
桃山時代のやきものに憧れて
春には山に入って原料を探し
夏に粘土、灰、釉薬を精製して
秋には薪窯を焚き
冬には木を伐り、割り、薪作りをする。
こんな生活を30年以上続けて参りました。
普通に焼いて緑色にしか焼けないはずの織部の焼き方に変化を与えることで、まるで七色に煌めくオーロラが浮かび上がる「オーロラ織部」などの作品の数々は、釉薬が熱によってもたらす反応の表現型であり、「陶芸は科学(化学)」であることを裏付けています。